21/02/17 三人展「立春」ありがとうございました



ondoさんでの、合田里美さん、巻田はるかさんとの三人展「立春 -春を告げる-」、
2/15をもちまして、終了いたしました。
みなさま、ありがとうございました。


緊急事態宣言のなか、ギャラリーにお運びいただいたり、
またwebやSNSでも作品や展覧会の様子をたくさんご覧いただいて、
この状況下で作品を発信し、ご覧いただける機会がある幸せを噛みしめました。

そして、ご一緒したお二人の絵が素晴らしく、あふれる原画力に刺激をビリビリ受けました。きれいだったなあ。

私は新作8点(2点+シリーズ6点)と、旧作3点を展示しておりました。


写真 2021-02-17 12 33 39

あまり喋りすぎてもあれなのですが、今回の絵にまつわる思考などを少し。


今回の展覧会テーマには「立春」とともに「和の表現」があり、
どうしても、自分が日本の絵のどんなところが好きなのか、
そして、どんなことを、どんなふうに描きたいのか、ということを考えながらの制作となりました。




それで、今回の自分にとっての着地点は、
日本のむかしの絵がもつ空間感覚の自由さと、
むかしの日本の、華やかではなくて地味だけれど、確かになつかしい日本であるもの、
というところでした。

世の中が求める和とはちょっと違ったかもしれません。
世の中から私には何も求められてないと思いますが……

でも、自分の好きな日本の感覚をめざして描いて、
好評をいただけたのは、
なんだか共感をいただけたようで、とてもうれしいことでした。


写真 2021-02-14 22 42 04

特に反応を多くいただいたこどもの絵のシリーズ。


参考に、江戸のこども絵や、日本のこどもの写真集などをみておりました。
江戸のこどもの、現代からすると不思議な髪型とか、大きな肩上げとおはしょりとかも好きですが、
もう少し時代が下ってからの、洋服に半纏とか、足下が下駄とか、そういう時代のグラデーションを感じる、狭間の雰囲気も気になります。


なんというか、野山に生えていて、だんだん整地されたりしていくような、
古い家の隅に転がっていて、ほこりがたまっていくような、
そんなものって、別に華やかではないんですけど、その中に確かに日本であるものが数え切れないほどあって、
そういう地味なものを地味なまま、消費せずに肯定することを、しばらく考えています。
そして、これからも考えていかなければならないと思っています。
話がでかくなりすぎたか……とりあえず目の前の絵をがんばれ。




ありがたいことに、いくつかの絵にご売約をいただきました。
滅多にないことなのでびっくりです……(絵が滅多に売れないことに定評がある)
どうもありがとうございます。

各作品は少しずつ、ツイッターやインスタグラムに載せていこうと思っています。


素敵な機会をいただきましたことに、感謝いたします。
みなさまに穏やかな春が訪れますように。




さて、3月また、グループ展に1点出す予定があります。
大丈夫なんでしょうか。大丈夫にしましょうね。
来る春には、楽しみなこともたくさんあるので、またがんばります……

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